北海道白老東高等学校のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
本校の教育活動がご理解いただけるよう努めて参りますのでよろしくお願いします。
~ 校訓「自彊」「聡明」「礼節」を掲げて ~
”新学びスタイル推進プラン”始動!!
校 長 小 川 政 博
晴天の日。多種多様な動植物が息づく野鳥の楽園「ヨコスト湿原」に立ち、エメラルドグリーンがかった雄大な太平洋を背に、青空の中にひときわ目立つプリン型の活火山「樽前山」。視線を左に移すと空高くそびえるウポポイ慰霊施設モニュメントを背景として、ライトブラウンの校舎が見に入ってくる。・・・
いよいよ令和5年度が始まりました。本校では、今年度3名の新たなスタッフを加え、この年度末始休業期間、教職員全員が、生徒一人ひとりの新たな1年間を良いものとしようとする強い思いから、前のめりの状態で毎日毎日が過ぎ去っていき、あっという間に今日の日を迎えた感覚にあります。
ここ数年来、これまでの想定の範囲は通用しない時代という現実を痛感させられることとなりましたが、だからこそ、10年後・20年後の社会像・学校像を見据え、地域の皆様のご協力を賜りながら、本校の存在意義や期待されている社会的役割、目指すべき学校像を踏まえた「スクール・ミッション」を追求していくことが求められております。
この4月からは、高等学校において多様なメディアを高度に利用した学習形態の構築を目指すBYOD(:Bring Your Own Device 生徒が授業におけるマストアイテムとして、個人所有の端末を学校に持ち込むこと)が2年生まで進行します。本校においては、3年生にも1クラス分の台数のタブレットを配備しました。これからの新しい時代に適応し、活躍していくことのできる生徒の資質・能力を育むため、ICTを駆使した高校生活を積極的に実現していくことが大切と考えています。それとともに、学校現場の喫緊の課題である働き方改革を進め、本校教職員が健康で生き生きと集中して生徒と向き合うことの出来る環境作りに努める必要があります。そこで、令和5年度より「新学びスタイル推進プラン」を策定し、各種新たな取り組みを推進していくこととしました。
さらに、様々な教育活動を実施していく上での重点テーマを「校訓を活かした学校づくり」とし、
1.一日の生活の中で最も大切な時間を授業時間と考え、精一杯、授業中に力を使い、励むこと【自彊】
2.人の話を聞く場面を大切にし、よく話を聞ける人となること【聡明】
3.年上の人や経験者に対して、そして公共の場での礼儀やマナーを身につけること【礼節】
を教職員と生徒が共有し、様々な新たな領域への挑戦の一歩を進める中で、本校の強みや特色を伸ばし、高校生活における生徒の充実度を高め、その社会的役割を一層果たしていくために、白老東高校の教育機能の強化を図っていきます。
今年度も引き続き、皆様方の本校への変わらぬ御理解と御支援をよろしくお願い申し上げます。